神奈川県自衛隊家族会

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砕氷艦「しらせ」帰国行事!

 

帰国行事の様子

 

令和4年3月29日(火)、神奈川県自衛隊家族会(会長 小松龍也)は、第63次南極地域観測協力を終了し、横須賀港に帰国した砕氷艦「しらせ」(艦長:酒井1佐)の帰国行事に参加した。

 

春とは思えない花冷えの中、乗組員家族や関係者等が出迎える中、帰国行事が行われた。出国の際は、コロナの影響で部内関係者のみでの見送りであったが、今回は制限されているものの乗員家族も参列し、整列している隊員を見つけると待ちかねたかのように手を振っていたのが印象的であった。

 

しらせ乗員は、南極・昭和基地に越冬する隊員のための物資輸送のほか、艦上や野外での観測、基地設営を支援したが、近年昭和基地周辺の氷が薄いと言われてはいるものの9年連続で昭和基地に接岸できたことは、南極・昭和基地での順調な諸作業に貢献したことは間違いない。

 

入港行事では、海上幕僚長代理として出席した海幕副長(斎藤 聡 海将)から「多くの困難を乗り越え、任務を完遂したことは、指揮官の統率のもと乗組員一同が一致団結した賜物であると労をねぎらうとともに、しっかりと休養を取り次なる任務に備えてもらいたい。」と慰労の言葉を述べていた。

 

しらせは、約半分の乗員が交代し、艦の整備とともに新たな乗員での練度を上げ、64次南極地域観測支援に備えることになる。

 

神奈川県自衛隊家族会 会長

小松 龍也

 

 

砕氷艦「しらせ」の帰国時の様子はこちら