このたび、ホームページを通じて、神奈川県自衛隊家族会 横浜中央地区会に新たなご家族が入会されました。入会された松井さんにお話を伺ったところ、趣味はカメラとのこと。息子さんが所属する航空自衛隊の航空祭をはじめ、陸海空自衛隊のさまざまなイベントに出かけては、撮影を楽しんでいるそうです。
松井さんの写真を見せていただき、あまりの素晴らしさにびっくり! 戦闘機も、航空機も、ヘリコプターも、戦車も、艦艇も、どれもプロのカメラマンが撮影したかのような迫力&センスなのです。
そんな松井さんに、今回は陸上自衛隊 第1空挺団の「降下訓練始め2023」をレポートしていただきました。
今年の降下訓練始めには、米陸空軍のほかに初めて英陸軍、豪陸軍も参加したそうです
日米英豪あわせて約400名の空挺団員が参加したそうだよ
島嶼部奪還訓練には、空自や海自も参加してたね
前評判でも例年に増して注目を集めていた「降下訓練始め2023」。それでは松井さんのレポートをどうぞ!
陸上自衛隊 第1空挺団「降下訓練始め2023」
2023年1月8日(日)、習志野演習場に3年ぶりに開催された降下訓練始めを見学に行きました。以下画像とともにレポートします。
会場上空のチヌークから空挺隊員たちが飛び出してきます。
気持ちよさそうに見えますが、実際は寒いだろうし繊細なコントロールをしているのでしょうね。
全隊員が事故無く着地。
海自のP-3Cはゲスト参加でしょうか。上空をフライパスしていきました。
訓練会場に進入してくるAH-1Sコブラ。すり鉢状に凹んだ演習場を上の土手から観客は眺めることになるため、ほぼ目線の高さで目の前を飛ぶ各ヘリコプターの迫力を満喫できます。
前方被弾面積を極限まで減らすべく、とてもスリムなコブラ。
今回合同参加した米軍機からも空挺隊員が次々と降下。
空中にたくさんの花が咲きます。風が弱く晴天でホントに良かった!
再びコブラが飛来。4ATHという部隊名が読み取れます。木更津の部隊ですね。
UH-1Jはドアガンを装備してガンナーとギリースーツのスナイパーを乗せて飛来。
迅速に隊員が降下していきます。錬度の高さが伺えます。
米軍のUH-60も参加。陸自の隊員が乗っていたようです。
チヌークが高機動車をぶら下げて輸送。
配達完了後は速やかに離脱。愛嬌あるスタイルですがとてもパワフルな機体ですね。
コブラ2機が会場に進入。まんま「シン・ゴジラ」のシーンですね。
隊員を降ろしたUH-1Jとコブラがすれ違う瞬間を捉えました。
この後陸上部隊が登場。すっかりおなじみになったAAV-7。水陸両用の装甲車です。
新型の16式機動戦闘車も登場。スラローム射撃対応のロックオンを効かせつつ激走。
全国的にもレアな89式装甲戦闘車、通称89FV。
最近は敵方役を務めることが多かった旧世代の74式戦車。89FVと74見れて、来た甲斐がありました(笑)
10式戦車も登場。74式と比べると動きがとてもスムース。
89FVのと74式戦車。ファインダーだけのぞいていると砂漠の戦闘を見ているような錯覚を覚えます。
MLRSも登場しました。多連装ロケット砲を搭載し、一撃で広範囲の敵勢力をせん滅できる強力な車両です。
ヘリで会場に来た浜田防衛大臣の訓示がありました。
この時期としては比較的暖かく、風も弱めで過ごしやすかったです。3年ぶりの開催に、多くのファンが詰めかけました。
たくさんの空挺隊員が降りてくるシーンです。
イベントのラストは、訓練に参加した各ヘリコプターが編隊を組んで、会場上空をフライパスしていきました。
今回、訓練展示後の地上展示はありませんでしたが、その分訓練展示は例年よりかなり充実しており、精鋭隊員たちの日頃の訓練の成果をしっかり見学させてもらいました。
(横浜中央地区会 松井)
松井さん、素晴らしいレポートありがとうございました!
来年はうちも下の子を連れて見に行きたいなぁ
神奈川県自衛隊家族会では、みなさんからの投稿をお待ちしています。興味のある方は、下記よりお申込み・お問い合わせください。