令和5年3月11日、海上自衛隊 幹部候補生学校の卒業式に参列させて頂きました。その時の様子、感想などお伝えできればと思います。
当日は、朝の7:30から約一時間ほど息子と会う事ができ、校内を見学できる時間があるとのことで、広島に前泊しました。レンタカーを借り、朝一番のフェリーで、江田島に参りました。開門まで時間があったため、卒業式後に練習艦が江田島湾内から出ていく津久茂瀬戸の辺りまで車で行き、朝靄に浮かぶ練習艦を面前に見た時、遂に卒業式の日が来たと、感慨深い気持ちになりました。
防衛大学校の卒業式はコロナ禍のため家族は参加出来ず、親としては、防衛大学校4年、幹部候補生学校1年の合計5年分の卒業式となりました。
防衛大学校に着校した時の不安そうな顔から、会うたびに少しずつ逞しくなり、幹部候補生学校の卒業式では制服姿もさまになった凛とした息子の姿に、(色々な厳しい訓練・勉学を経て、立派になったな)と、親として誇らしく思いました。
色々とご指導を頂いた教官、自衛隊、学校関係者の皆様に感謝しております。併せて当日は、ほぼコロナ禍前のプログラムで卒業式及び関連行事を開催して頂き 大変感謝しております。
午餐会も開催して頂き、練習航海出発前の息子と食事ができるという貴重な時間を頂いたことは感謝しかなく、海上自衛隊が家族にも心配りして頂いていることに感銘を受けました。
最後になりますが、息子がお世話になったこの江田島ですが、私達は今回で四回目の訪問になります。
一回目は後程ご説明をいたしますが、二回目が幹部候補生学校の入校式、三回目が秋のオータムフェスタ、四回目が今回の卒業式です。
実は、初めて訪れた一回目は、息子が高校進学前の春休み、広島へ家族旅行でこの第一術科学校、幹部候補生学校の見学をさせていただいた時までさかのぼります。旅行で訪問した幹部候補生学校で、7年後に息子が教育を受けることになるとは、その時は全く想像しておりませんでした。
(2015年に旅行で訪れた時の長男と次男)
(2023年 幹部候補生学校の卒業式。左から祖父、次男、長男)
旅行の時の息子の写真と今回の卒業式の時の写真を見比べながら、息子の成長を実感すると共に、不思議な縁を感じずにはいられない思いです。これからも、大変なことが多いと思いますが、それ以上にやり甲斐もあると思うので、心身共に健康で頑張ってほしいと思っています。
私も微力ながら家族会を通じて、自衛隊、自衛官を応援していけたらと思っております。よろしくお願いいたします。
横浜南地区会 会員