神奈川県自衛隊家族会

すべての自衛隊員と、その家族のために

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武山地区(海上自衛隊・航空自衛隊)研修

 神奈川県自衛隊家族会 三浦半島地区会は、7月5日(金)武山地区の研修を実施しました。参加者は、神奈川県にお住まいの新隊員家族を中心に30名。中には関西から駆け付けてくれたご家族もいました。

 

 

 

 

 

 午前中は海上自衛隊横須賀教育隊で実施された学生の短艇競技を応援しました。これに先立ち研修参加者は陸上のカッター漕走訓練場でオール操法を体験し、オールの重さ、扱いにくさを体験したことからより熱のこもった応援となりました。この陸上カッターは海上自衛隊の中でも横須賀教育隊にしかない施設で、参加者はもちろん、後日、この様子を紹介したSNSで多くの注目を集めました。

 

 

 

 昼食は教育隊司令 大賀康弘 1等海佐のご配慮により、隊員食堂の一角で司令や先任伍長等と懇談しつつ、学生と同じ食事(当日は金曜日だったことからカレー)を食べました。食事の合間に周りの学生に話しかけたりしながらの楽しいひとときを通じ、海上自衛隊の教育についての理解を深めました。

 

 

 参加した新隊員の保護者も、

「このような恵まれた環境で育てていただいていることがわかり、感謝の気持ちでいっぱいです」

「先輩家族と話せたことで、配属後の生活がイメージできた」「ぜひ家族会へ入会したい」

 と目を輝かせていました。

 

 

 

 午後は航空自衛隊 武山分屯地に移動し、高射隊司令 藏元 優 2等空佐によるミサイル防衛についての講話を拝聴し、その後隊員の説明を受けつつパトリオットや待機車、炊事車などの装備見学を行いました。首都圏防空をはじめ、災害派遣での航空自衛隊の活躍などを目の当たりにすることができ、参加者も感銘を受けていました。

 

 


 武山駐屯地は、敷地内に陸海空の自衛隊が揃う全国的にも珍しい自衛隊施設で、海自と陸自の教育隊を見学した昨秋の研修に続き、今回空自を見学できたことで、自衛隊への理解が大いに深まったという声も聞かれました。

 

 

 三浦半島地区会では、今後も隊員家族を対象に自衛隊への理解を深め、ともに応援していこうという思いを深められるような研修を企画運営していきたいと思います。

 

神奈川県自衛隊家族会顧問

三浦半島地区会相談役
池田 徳重