神奈川県自衛隊家族会

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横須賀教育隊 自衛官候補生課程修業式、及び練習員課程始業式に参加

 

この日を境に学生たちは自衛官候補生から練習員(自衛官)となります

 

令和6年7月1日(月)、横須賀市武山駐屯地所在の海自:横須賀教育大隊 第30期自衛官候補生課程(113名)・第19期自衛官候補生女性課程修業式(30名)、自衛官任命式及び第384期練習員課程・第71期練習員(女性)課程始業式に参列しました。

 

式典は当課程学生の入校式に続き生憎の雨模様、正に梅雨らしい日の中で、ご家族及び部内外からの来賓列席のもと執り行われました。

 

入場する伊藤横須賀地方総監(写真右)と大賀教育隊司令(写真左)

 

最初に海上自衛隊のキャリアパスについて不案内の方に、本日の式典について解説させていただきます。自衛官候補生として4月に入隊した学生さんたちは自衛官候補生としての教育課程を修了し、この日をもって晴れて海上自衛官に任官、2等海士に任命され練習員としての教育課程に進みます。そして、約2月か月後の8月末の修業式後に各職種別に分かれそれぞれの任地へ向けて巣立って行くことになります。

 

練習員(自衛官)となった学生たちの制服には真新しい「2等海士」の階級章が縫い付けられていました

 

 

横須賀教育隊司令 大賀康弘 1等海佐は、厳しい暑さの中での練習員課程を乗り切るため各自の健康管理の大切さと同期の絆の重要性を説き、課程を最後までやり遂げることを切望され、横須賀地方総監 伊藤弘 海将は、入隊式で示された2つの指針「海上自衛官としての新たな自分を引き出す」「同期の絆を育む」について再確認を求め、練習員課程修了までさらに精進し高みを目指すよう訓示されました。

 

式典終了後、一旦退席された伊藤総監は再びご家族の前に立たれ、「学生諸官が自衛官としての人生を歩んでいく中には、山あり谷ありで平坦ではないと予想される。そのためご家族の支援が益々重要。職員一同誠心誠意指導に当たるが、より一層のご家族の支援をお願いしたい」と話されました。

 

そして最後には、家族会についても触れていただき、「陰日向となり自衛隊を支えてくださる組織はたくさんあるが、その中において自衛隊家族会はもっとも我々に近い存在。家族として直接お子さんを支えるだけでなく、ぜひ自衛隊家族会にも入会していただき、部隊研修などさまざまな活動に参加しながら、一緒に自衛隊を支援してほしい」とお話しいただきました。

 

式典後、家族会について語る伊藤総監

 

自衛隊が創設されて70年の節目を迎えたこの日、彼らは新たな一歩を踏み出し、この先の80周年や100周年に向けて自衛隊を支える重要な一人となるべくこれからも鍛錬の日々と格闘し成長して行ってくれることを頼もしく感じると共に、家族会としても自分たちの家族のみならず、自衛隊の発展に向けてその一助となるよう活動して行きたいと強く感じました。

 

(副会長 杉田)