神奈川県自衛隊家族会

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親子ともども「海上自衛隊でよかった!」 感動を胸に、旅立ちの日

 

 令和6年8月26日、海上自衛隊横須賀教育隊(隊司令 大賀康弘1等海佐)で第21期一般海曹候補生課程、第384期練習員課程、第71期練習員課程(女性)の修業式が行われました。会場には多数の来賓と2階席が
埋まるほどの隊員家族が全国各地から訪れ、594名の隊員達を祝福。

 

 

 

 


 大賀隊司令は、約5カ月にわたり慣れない団体生活の中、厳しい訓練を乗り越えた隊員たちをねぎらい、

「今日ここからが海上自衛官としてのスタートである。ことに臨んでは危険を顧みず、国民の負託に応えていかなければならない。ことに臨むにあたっては、仲間からの信頼、ご家族を含めた国民からの信頼を得ていることが前提となる。謙虚で素直であること。下を向くことなく、胸を張り、正々堂々と失敗し、素直に元気に謝り、次の失敗をできるだけしない努力をすることが信頼を得るための一歩である」

 と訓示を述べられました。

 


 退出する際、真殿知彦 横須賀地方総監は家族席の前で立ち止まり、

 

「大切に育まれたご子息ご息女が、新たな世界に踏み出すことに不安不安もあったと思いますが、これまで温かく見守り、特にその背中を押してくださったことが隊員たちの大きな励みになったことと思います。彼ら彼女らは、海上自衛隊にとってかけがえのない存在であり、この国の宝です。海上自衛隊は引き続き、彼らを厳しさの中にも愛情を持って立派な海上自衛官となるよう、導いてまいります。今後も温かく見守り続けていただきますようお願い申し上げます」

 

 と、隊員家族に向けて感謝の言葉を述べられました。

 

 

 

 

 

 

 


 式典後に行われた観閲行進では、青空の下、真っ白な制服に身を包んだ隊員たちがそれぞれの思いを胸に凛々しい姿を披露。

 

「ありがとう」

「また会おう」

 

という意味をもつ最後の帽振れでは、感極まって涙ぐむ隊員の姿も見られました。帽振れは海上自衛隊伝統的な儀式で、初めて見たご家族も感動されたようで、

「海上自衛隊に入隊すると聞いた時は、しばらく眠れないほど心配しました。でも、今日の娘の笑顔を見て、海上自衛隊で本当によかったと思いました!」

「親も不安で一杯だったけれど、この日を迎えられて感無量です。海上自衛隊の素晴らしい教育に感謝しかありません」

                                                                       

 等、感謝の声が聞かれました。みなさんのさらなるご成長とご活躍を心よりお祈り申し上げます。

 

神奈川県自衛隊家族会

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X(旧ツイッターより)