神奈川県自衛隊家族会

すべての自衛隊員と、その家族のために

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令和6年度「厚木航空基地殉職隊員追悼式」に参列

 

 令和6年10月11日(金)、海上自衛隊厚木航空基地において殉職隊員追悼式が行われ、ご遺族 宇野夫人、自衛隊関係者および地元自治体首長、議長等を始めとする多数の来賓・関係団体代表者列席の下、5柱の御霊のご冥福とご遺族のご健勝をお祈りしました。

 

 神奈川県自衛隊家族会からも副会長 杉田慎治を始め大石南関東地域協議会事務局長、水谷大和地区会長、大槻海老名・綾瀬地区会長が参列しご冥福をお祈りしました。

 

 主催者である第4航空群司令 徳留海将補は「旺盛な責任感のもと志半ばにしてその職に殉じられた御霊は、海上自衛隊においてはもちろんの事、ご家庭においてもかけがえのない存在でありました。このような隊員を失ったことは、ご遺族にとってはもちろんの事、海上自衛隊にとりましても、また国家にとりましても大きな損失である。このような不幸が再び起こることが無いよう困難な任務や訓練においても引き続き隊員の安全の確保に不断の努力を続け
る。」と追悼の言葉を述べられました。


 遺族代表の宇野令夫人は、本年正月の能登半島地震対応のため羽田空港を飛立とうとした海上保安庁機と民航機との接触事故や南鳥島沖における訓練中の海上自衛隊機の衝突事故及びその葬送式において幼子の手を引きながら白菊の花を手向ける若いご遺族のことに触れながら「事故はどんなところにでも潜んでいて、突然私たち家族にとってかけがえのない者を奪っていきます。世界中の友好国のみなさまと一緒に訓練に励まれる自衛官の皆様の安全とご健勝をお祈りします。」と再びご自身が経験された辛い別れを体験されることが無いことを祈念されながらご挨拶されました。


 近年益々我が国を取り巻く安全保障環境は厳しさを増し、より実戦的で厳しい訓練や任務に当たる機会が増えることと思われますが、安全に対する意識を常に持ち任務に当たってもらいたいと思います。

(副会長 杉田)