令和6年12月6日(金)、神奈川県自衛隊家族会(会長 中條祐介)は横須賀市武山駐屯地所在の陸自:第117教育大隊 第1期技術陸曹課程、第23期一般曹候補生課程、第25期自衛官候補生課程の卒業式に参列しました。
式典はすがすがしい冬晴れの穏やかな晴天に恵まれ、ご家族及び部内外からの来賓列席のもと盛大な卒業式となりました。9月に着隊した卒業生たちは、11週間の教育で自衛官としての心構えを始めとする教室室での座学やグランドでの体力錬成、演習場での実弾射撃を含む野外訓練等の密度の濃い厳しい教育訓練を立派に乗越え大きく成長した姿を見せてくれました。
第117教育大隊長 簀戸2佐は、約3カ月に及ぶ厳しい訓練を振り返り、初めて経験することばかりで戸惑いながらも同期と励まし合いながら乗越えてきた一同を称賛されました。そして、後期教育でも引き続き修練し職種の専門知識を身に付け立派な自衛官とな
り活躍することを要望しました。最後にこの武山の地で共に切磋琢磨した同期の絆を大切にしてもらいたいと一言加えられました。
立会官 東部方面混成団長 大場1佐は、諸官の人間としての修養も陸上自衛官としての研鑽も全てこれからが本番であり、この武山で学んだことを糧にしてプロフェッショナルとしての道を焦らず弛まず堂々と歩んで欲しい。同期とともに歩んだ武山での初心を忘
れることなく陸上自衛官として大成することを祈念すると激励の言葉を贈られました。
来賓祝辞、祝電紹介に続き卒業生代表による答辞がありました。代表の答辞からは、この短い3カ月間に実施された密度の濃い教育訓練に果敢に挑み今日の卒業の日を同期生と共に迎えることが出来た喜びと着実に成長できた自信に裏付けられた頼もしさがひしひし
と伝わって来ました。
立派な陸上自衛官となるべく引き続き精進努力することを誓ってこの武山の地を巣立っていった彼らがこれからの我国の防衛と世界平和に貢献するのを彼らのご家族と共に暖かく見守って行きたいと強く思いました。
神奈川県自衛隊家族会
副会長 杉田