神奈川県自衛隊家族会

すべての自衛隊員と、その家族のために

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大谷三穂1等海佐による防衛講和(三浦半島地区会)

5月17日(土)、産業交流プラザ(汐入駅)にて神奈川県自衛隊家族会 三浦半島地区会の定期総会後に神奈川地方協力本部長の大谷三穂1等海佐による防衛講和が行われるとのことで、聴講してきました。

 

防衛講和には三浦半島地区会の会員のほか、隊友会や水交会など関係団体からも聴講者が集まり、総勢90名を超える大盛況なひとときとなりました。

 

 

自衛隊初の女性練習艦艦長、護衛艦艦長、イージス艦艦長を務められた大谷1等海佐のお話はどれも興味深く、神奈川県の 自衛隊募集の現状と新たな取り組みや、働き方の変化など募集に関するお話なども大変興味深かったです。


📉 募集の現状
・神奈川では進学率の上昇(86.2%)や高校求人倍率の増加により、自衛官志願者が減少。特に陸上自衛隊の志願者数が大きく落ち込んでいます。

 

私たち自衛隊家族会会員にも協力できることがいろいろあるのよ

隊員の兄弟姉妹や後輩、近所の知り合いのお子さんなど、募集対象年齢の知り合いがいたら地本の方に紹介すればいいのかしら?

下の子と一緒に高校の部活の友達を自衛隊イベントに連れていってみようかな

そういえば高校の教師やってる友人が自衛隊の人に話を聞いてみたいって言ってたな


💼 働き方の変化
・終身雇用よりも「任期制+キャリアアップ」の流れが主流に。転職を前提にした自衛官志望が増えています。

 

うちの子は今は自衛隊を辞めて別の仕事をしているけれど、自衛隊には感謝しかないです

進学するのもお金がかかるし、自衛隊でお金を貯めながら自分が本当にやりたいことを探してもらうのもいいかも


🤝 神奈川県警との連携
・警察志望者に自衛隊の魅力を伝えるため、県警と協力して合同ポスターや見学会を実施。

🏢 リニューアル事務所
鶴見に移転した横浜出張所はカフェ風デザインに刷新。ポスターを掲げず、誰でも入りやすい雰囲気づくり。

画像引用元:神奈川地方協力本部ホームページ


🛡️ 防衛政策とミサイル防衛の最前線

🌐 統合作戦チーム発足
・陸海空の連携を強化し、災害対応や米軍との協力をスムーズに。

🚢 イージスシステム搭載艦の導入
・進化するミサイル脅威に対応し、弾道ミサイル防衛(BMD)能力の分担と強化へ。

🚀 日米共同開発:GPI
・迎撃が難しいミサイルに備え、新たな迎撃ミサイル「Glide Phase Interceptor」を共同開発中。

最後の質疑応答でも、大谷1等海佐はたくさんの疑問や意見に丁寧に対応して下さり、とても有意義な時間となりました。


我々はこれからも自衛隊の魅力を伝えていきたいと思います。

雨の中 ご参加してくださった皆様、ありがとうございました🙇‍♂️

echo🗻