令和6年7月1日(月)、海上自衛隊横須賀基地において、昭和29年7月1日の防衛庁・自衛隊の発足と同時に創設された自衛艦隊の創設70周年記念式典が、齋藤聡自衛艦隊司令官の下、執り行われました。神奈川県自衛隊家族会(会長:中條祐介)からは会長および地元三浦半島地区会の西村地区会長が参列させていただきました。
当日は不安定な空模様のため、いずも艦内での式典となりました。式典に先立ち、4月20日の夜間対潜戦訓練中に殉職された隊員の御冥福を祈り、黙とうが捧げられました。
齋藤自衛艦隊司令官の式辞では、「自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて同盟国や同志国とともに平和に寄与する」との決意が表明されるとともに、「日米親善の象徴である「ハナミズキ」の記念植樹を行った」とのお話しがありました。
米海軍から第7艦隊司令官フレッド・W・ケイチャー中将の祝辞を同副司令官のエイミー・バウアンシュミット少将が代読され、日米同盟の意義と重要性に加え、「強固な日米のパートナーシップの礎は自衛艦隊の献身による」との謝辞が述べられました。
なお、本式典にあたり記念ロゴマークとキャッチフレーズが制定されました。ロゴマークは、自衛艦隊(Self Defense Fleet)を表すSFと70の数字を中心に、海軍、海、サムライブルーをイメージした青を基調に艦艇等を配したデザインが、キャッチフレーズには先人が築かれたものを受け継ぐとともに、新たな任務に挑む勇気を込めて、「継承、そして挑戦」と決定されたそうです。
70年間にわたり24時間・365日体制でわが国の海上防衛の最前線で激務にあたっている自衛艦隊の皆様への感謝を込めてご報告させていただきます。
(会長 中條 祐介)