令和5年5月24日(水)、神奈川県自衛隊家族会(会長:小松龍也)は、6月3日(土)にソマリア沖・アデン湾に派遣される護衛艦「いかづち」(艦長:田中宏明2等海佐)を激励した。
これは、公益社団法人 自衛隊家族会(会長:増田好平)が、任務のため国外等に派遣される各自衛隊の部隊に対して激励している一環として行われたものであり、今回6月に出国することになったため激励を兼ね表敬したものである。
(横須賀を母港とする艦艇の海賊対処行動派遣は2021年の護衛艦「ゆうぎり」以来、2年ぶり。写真左:護衛艦「ゆうぎり」 写真右:護衛艦「いかづち」)
派遣海賊対処行動は、平成21年から開始され今回で45次隊となり、艦長も「いかづち」乗員も過去何度となく派遣されているとのことである。
岸壁では、乗員総出で必要な物資の積み込み等、最後の準備に追われている中ではあったが、激励品と目録が艦長に手渡されると艦長から「自衛隊家族会の激励に感謝いたします。宜しくお伝え下さい。」との言葉があった。
(自衛隊家族会から「いかづち」への激励品は、乗員のみなさんからのリクエストでカロリーメイトとウイダーインゼリーでした)
これまでは、隊司令が指揮官として乗艦していたが、今回から艦長が派遣部隊指揮官として任務にあたるという。艦長は、自らも含め、慣れからくる油断を払拭すべく、気を引き締めているようであった。
神奈川県自衛隊家族会では、「いかづち」に乗艦して今回の任務に参加する隊員を持つ会員も多いことから、何らかの協力支援ができるよう積極的な活動をしていく予定である。
公益社団法人 神奈川県自衛隊家族会
会長 小松龍也
参考:派遣海賊対処行動水上部隊の出港について (統合幕僚監部)
護衛艦いかづち(画像引用元:防衛省 海上自衛隊 Twitter)