令和5年6月3日(土)、神奈川県自衛隊家族会(会長:小松龍也)は、第45次派遣海賊対処水上部隊として派遣される護衛艦「いかづち」の出国行事に参加した。
「いかづち」が活動する海域は、年間数千隻の日本関係船舶が航行し、我が国で消費する原油の約9割が通航する海域であり、日本国民の生活を支える大動脈・命綱と言える海域である。これら日本関係船舶の安全を確保することは、我が国にとって重要な責務であり、国民の生活に直結する極めて大きな意義を有するものと言える。
会場には多くの関係者や隊員家族が詰めかけた
池田徳重相談役は、横須賀市議会議員として来賓席へ
行事は、季節外れの台風が関東に接近する中、海上自衛隊船越地区の合同庁舎において行われ、コロナの影響も薄らぎ、会場には多くの関係者や家族が見送りに来ていた。
またこれまで護衛隊司令が派遣指揮官となっていたが、今回から艦長(田中宏明2等海佐)が指揮官として行動することになるという。
これからの任務の厳しさを示すかのような雨模様の中、自衛艦隊司令官(斎藤 聡海将)が、「隊員一人一人が日本を代表していることを肝に銘じ、力を合わせて職務に精励してほしい!」と壮行の辞を述べるとともに、これを受け派遣指揮官である艦長は、自衛艦隊司令官に対し「明るさと楽しむことを忘れず、任務完遂に努めます。」と元気に報告し、多くの関係者の見守る中、艦に乗り込んで行った。
壮行の辞を述べる斎藤自衛艦隊司令官
出国報告する田中艦長
斎藤自衛艦隊司令官から、隊員を送り出す家族に向けて感謝の言葉が述べられた
これからの任務の厳しさを示すかのような雨模様の中、自衛艦隊司令官(斎藤 聡海将)が、「隊員一人一人が日本を代表していることを肝に銘じ、力を合わせて職務に精励してほしい!」と壮行の辞を述べるとともに、これを受け派遣指揮官である艦長は、自衛艦隊司令官に対し「明るさと楽しむことを忘れず、任務完遂に努めます。」と元気に報告し、多くの関係者の見守る中、艦に乗り込んで行った。
神奈川県自衛隊家族会では、「いかづち」に乗艦して今回の任務にあたる隊員を持つ会員も多いことから、何らかの協力支援ができるよう積極的な活動をしていく予定である!
(小松龍也)
急な募集にも関わらず、神奈川県自衛隊家族会からも多くの会員が見送りに駆け付けた(写真に入れなかった方、すみません)
※役職・階級は当時のものです。
※荒天のため、護衛艦いかづちは6月5日に出国しました。
おはようございます🌸
— 神奈川県自衛隊家族会(公式) (@KJKazokukai) June 3, 2023
昨日の #護衛艦いかづち の出国行事で、齋藤自衛艦隊司令官をはじめ、家族や仲間たちから多くの激励を受けて退場するいかづち乗員。(荒天のため出港は後日となりました。)
半年に及ぶ過酷な任務となりますが、家族や大切な人の思いとともに笑顔で過ごされますように! pic.twitter.com/kCDHyUsQMI
おはようございます🌸
— 神奈川県自衛隊家族会(公式) (@KJKazokukai) June 7, 2023
出国行事の日の #護衛艦いかづち(荒天のため出港は6/5に延期) 。
行事のあと一目でもいかづちを見たいというご家族とともに、傘が壊れるような暴風雨の中、岸壁へ。
人間(海賊)や自然と向き合う任務の過酷さを実感しました。
本日もご安全に☔#海賊対処行動 https://t.co/9zgKhns9xN pic.twitter.com/ZGgyNIovET