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IPD23「いずも」出国行事に参加して

バラの咲き誇るヴェルニー公園より横須賀の主、護衛艦いずもを眺める

 

出港前の護衛艦いずも。あまりの大きさに、見上げる首が痛くなりそうです

 

出国式の前、乗員たちが家族との別れを惜しむ中、乾横須賀地方総監と談笑する城艦長(写真左)、横須賀水交会、湘南水交会、神奈川県自衛隊家族会の会長に笑顔で挨拶する城艦長と西山第1護衛隊群司令

 

乗員家族に感謝の言葉を述べる西山第1護衛隊群司令

 

気さくに写真撮影に応じる(左より)乾横須賀地方総監、西山第1護衛隊群司令、城艦長、齋藤自衛艦隊司令官。会場中に笑顔があふれ、和気あいあいとした雰囲気の中、出国式がスタート

 

 

 護衛艦「いずも」は昨年に引き続き、5月31日にインド太平洋方面派遣(IPD23)のため、横須賀を出港しました。

 

 この度の出国行事に初めて家族そろって参加することができ、さまざまな感動がありました。と言うのも一年前の同派遣(リムパック2022等)の際、コロナ禍で隊員は出港の2週間前から艦内に隔離されることとなり、息子は早々に家を離れ、出港の日もヴェルニー公園から「いずも」を見送り、少し寂しい思いもありました。


 今回は、直接「体に気を付けてね」といつも通りの声掛けが出来「ホッ」としました。また、派遣に関する家族説明会では艦長(城武昌1等海佐)から、式典前にも部隊指揮官である第1護衛隊群司令(西山高広海将補)から、今回の訓練の目的などを丁寧にわかりやすくお話しいただき、安心した気持ちになりました。

 

 

式典がはじまったとたん、それまでの和やかな雰囲気から一転、精悍な顔つきで斎藤自衛艦隊司令官の激励の言葉に聞き入る乗員たち

 

いよいよ出港時間が近付き、緊張感が漂う

 

家族に見守られ、いずもに乗り組む乗員たち。

 

格納庫のハッチが閉まり始め、横須賀音楽隊による「宇宙戦艦ヤマト」の演奏が。ハッチが完全に閉まる少し前に出港ラッパが鳴り、いよいよ別れの時が・・・

 


 式典後、敬礼をしながら一列に整列し、艦の中に行進していく様は、息子が海上自衛隊に入隊し、親として心配な気持ちの中、無事に横須賀教育隊を修了した時のことを思い出し胸が熱くなりました。


 これから、日本のため、そして開かれたインド太平洋の実現のために長期に渡る任務を遂行し、無事に帰国することを祈っています。

(湘南地区会 会員)

 

 

神奈川県自衛隊家族会からも心を込めて「UW!(ご安航を祈ります)」

 

甲板から大きく手を振る乗員たち

 

帽振れ(演奏は、「上を向いて歩こう」)

 

次第に遠ざかるいずもにいつまでも手を振る家族